Schick Style Magazine
セルフ脱毛のメリット・デメリットについて解説


脱毛サロンやクリニックで脱毛を行うのは金銭的も時間的にもに難しいという方は多いかもしれません
そこで今回は、脱毛をセルフで行うメリットとデメリット、セルフで脱毛を行う際の注意点を紹介します。
セルフの脱毛について理解したうえで、安全にムダ毛の処理をしましょう。
セルフ脱毛には、サロンや病院で行う脱毛にはないいくつかのメリットがあります。そこでセルフ脱毛の代表的な4つのメリットを紹介します。
好きな時間に脱毛できる
セルフ脱毛であれば、いつでも脱毛できます。忙しい学生の方や社会人の方でも気軽に脱毛を始めることが可能です。
脱毛サロンや病院で脱毛を行う場合、事前に予約を取って決められた時間に行かなければなりません。サロンや病院によっては余裕を持って予約する必要があります。
脱毛方法によって完了までにかかる期間は異なりますが、光脱毛は3年、レーザー脱毛やニードル脱毛は2年以上の期間がかかると言われています。毎回予約をして通うことがストレスになる方もいるでしょう。
低コストで脱毛できる
低コストで脱毛できるのはセルフ脱毛のメリットです。
クリニックで医療脱毛を行う場合、かなりのコストがかかります。レーザー脱毛を行っている10社の料金コースを見ての中央値は以下の通りです。
- 全身(4~5回コース):約15~20万円
- 顔(4~5回コース):約5~9万円
- VIO(4~5回コース):約5~9万円
家庭用脱毛機は数万円で購入可能ですし、カミソリならよりコストを抑えることができます。
他人に見られないので恥ずかしくない
セルフ脱毛であれば、他人に見られないため、恥ずかしさを感じることなく、気軽に行うことができます。
VIO脱毛を行う際には施術を行う担当者に施術部位を見られることになります。同性の担当者が行いますが、恥ずかしいと感じる方もいるのではないでしょうか。
しかしセルフ脱毛であれば、他人に見られることはありません。恥ずかしい思いをしたくない方にとっては大きなメリットになるでしょう。
痛みが少ない
病院やサロンで行う脱毛には痛みがありますが、カミソリによるセルフ脱毛であれば痛みがありません。
ただ、セルフ脱毛の中でもブラジリアンワックスなどを使用する場合には強い痛みを感じることがあるため、痛みを避けたい方はカミソリがおすすめです。
セルフ脱毛には様々なメリットがありますが、デメリットもあります。セルフ脱毛の代表的なデメリットを紹介します。
脱毛に時間がかかる・永久脱毛できない
セルフ脱毛は手軽に行うことが可能な代わりに脱毛効果が低いです。
一般的にサロンで行う脱毛は完了までに3年ほどの期間がかかります。家庭用脱毛器はサロンで利用される脱毛器と比較して出力が低いため、効果が現れるまでにより長い期間が必要です。
カミソリやブラジリアンワックス、除毛クリームといった方法を利用すれば一時的にムダ毛を処理することができますが、再びムダ毛処理が必要になります。
肌荒れなどが起こりやすい
セルフ脱毛を行うと肌トラブルの原因になるため、注意しましょう。
サロンや病院で行う脱毛でも肌が刺激され、バリア機能が低下し、毛嚢炎などの肌トラブルの原因となることもあります。しかし、脱毛を行う頻度は少ないため、肌が頻繁に刺激されることはありません。
一方でセルフ脱毛を行う場合には、頻繁に肌を刺激することになり、毛嚢炎やニキビ、埋没毛、色素沈着などの原因になることがあります。セルフ脱毛は、肌へのダメージを考えて、慎重に行いましょう。
手が届かない場所は脱毛できない
セルフ脱毛を行う場合、背中など脱毛できない部位があります。サロンや病院で脱毛を行えば、顔やVIOを含めて全身を脱毛することが可能です。3年ほどの期間がかかりますが、脱毛が完了すれば、ムダ毛処理をする必要がなくなります。
家庭用脱毛器を利用して脱毛を行うことも可能ですが、背中などの手の届かない場所は自分一人では脱毛できません。
除毛クリームを専用の孫の手を利用して塗るといった方法でムダ毛を処理することは可能ですが、手間がかかります。
綺麗に脱毛できない
セルフ脱毛は、仕上がりがまだらになりやすいです。サロンや病院で脱毛を行うのは、何十人、何百人と脱毛を行っているプロ。技術の個人差はありますが、綺麗に脱毛できます。
セルフ脱毛を行う場合には、目に見えやすい箇所は綺麗に脱毛できている一方で、目に見えにくい場所は毛が残っているといったことがあります。カミソリなどでムダ毛を処理する場合も同様です。
セルフ脱毛を行う場合には、仕上がりがまだらになってしまわないように気を付けましょう。
セルフ脱毛には様々なメリットがありますが、肌トラブルが起きやすいというデメリットがあります。
次に、セルフ脱毛を行う際の注意点を紹介します。
セルフ脱毛のあとにはアフターケアを必ず行う
家庭用脱毛器を利用してセルフ脱毛を行った後は、肌がダメージを受けた状態になりやすく、セルフ脱毛を行った後はアフターケアを必ず行いましょう。
以下のアフターケアが有効です。
- 冷やしたタオルやタオルで巻いた保冷剤を利用して脱毛を行った箇所を冷やす
- ボディークリームなどで保湿する
- 蒸れないように清潔に保つ
- 紫外線対策を行う
- スクラブマッサージを行う
なお、ケアを行う前にはホットタオルで脱毛を行う部位を温めて、毛穴を開いた状態にしましょう。無理な負担をかけずに脱毛が可能です。
カミソリを利用してムダ毛を処理する場合も毛と肌を温めておくことを忘れないようにしましょう。毛を温めることで、柔らかくなり、肌に負担をかけずに剃ることができます。
セルフ脱毛の基本的なルールを守る
セルフ脱毛を行う際には、ムダ毛処理をする際の基本的なルールを守りましょう。具体的には以下の3つのルールは必ず守ってください。
- カミソリを利用する場合、焦らずゆっくりと動かす
- カミソリを利用する場合、器具は常に清潔にする
基本的なルールを守らないと、特に肌トラブルの原因になるため注意してください。
セルフ脱毛は生理前の脱毛は避ける
生理前にはPMSによりホルモンバランスが乱れ、肌荒れや体調不良を引き起こす方も多いです。
生理前で肌荒れがある状態でセルフ脱毛を行うことで、より大きなダメージを肌に
与えてしまう可能性があります。そのため生理前の脱毛は避けましょう。
肌トラブルが起きたら医師に相談する
セルフ脱毛によって、肌荒れなどのトラブルが発生してしまうことがあります。肌トラブルが起きて、しばらくしても状態が良くならない場合には、医師に相談しましょう。
肌トラブルの中には治るまでに時間がかかるものも多いです。症状が悪化してしまう前に相談することをおすすめします。
今回は、セルフで脱毛を行うメリットとデメリットを紹介しました。
セルフで脱毛を行えば、低コストで痛みなく、好きな時間に脱毛可能です。
また、オケージョンや気分に応じて、毛を残したり処理したりと毛の処理をカスタマイズできることも魅力の一つです。
注意点を守って、肌に負担をかけないセルフ脱毛を行いましょう。