革新的な製品の開発を
薬事の面から関われる魅力
技術的なバックグラウンド作り、
さらなるサポートを

2022年入社
技術開発本部 薬事(RA)

山下 秀明

Hideaki Yamashita

キャリアが生かせる化粧品の展開に興味
風通しよく、想像以上に女性が多い華やかな職場

シックプロテクターは私にとって旅行の時の必需品で、カミソリといえばシックでした。関心を持ったきっかけは、カミソリメーカーと思っていたシック・ジャパンが、シェービング用のジェルやフォームなどの化粧品も展開していたことです。
面接時、面接官の雰囲気の良さも心地よく感じました。社員同士で会話を交わす様子から、会社のムードを垣間見ることができます。社員のやりとりを見て、風通しの良い会社なんだろうなと感じました。このときに受けた印象は、入社してからも変わりませんね。
想像と違ったのは、思った以上に女性が多く、華やかさがあること。男性用のカミソリのイメージが強かったので、ほとんど男性なのかと思っていましたが、いい意味でコンサバではないと思います。

化粧品の販売に欠かせない薬事
革新的な開発に携わり、自己成長に期待

技術開発本部のメンバーは現在4人。化粧品業界のスキルを積み、技術的なバックグラウンドを持っている人ばかりです。その中で私は薬事業務の担当をしています。薬事とは、化粧品を販売するうえで不可欠なもの。法律に則って化粧品を製造販売できるよう、確認・管理・調整をするのが主な仕事です。具体的には、化粧品の成分や広告に掲載するコピーの確認、行政への許可申請・届出関連への対応など。新製品の技術開発のサポートにも関わります。
魅力的なシック製品を市場に出す技術的なサポートに携われるのは、この仕事のやりがいのひとつ。実は、入社を決めるうえでの決め手にもなりました。
今後、当社が「最も革新的なグルーミングカンパニー」を目指す中で、ますます薬事のサポートの重要性が増すと思います。私自身も成長していくことが必要ですし、自分が成長できる楽しみと喜びがあります。

薬機法に基づき、グループポリシーに沿って
新製品開発を科学的な側面でサポート

シック・ジャパンはエッジウェルグループの一員。新製品の開発には、日本のマーケティングチームだけでなく、グローバルサイドのR&Dやセーフティチームなど専門性の高いメンバーと関わります。日本製の製品では、国内の他社様とも協働します。最終的に関わるメンバーは20人ほどになることも。グローバルチームとの協働の深さや多さは、前職に比べると大きな違いだと感じます。
開発の流れは、開発する国によっても変わってきます。たとえばアメリカで開発された製品の場合、まず日本で販売できるかどうかをチェック。問題がなければ輸入し、日本の法規に沿って表示を作成するようにし、成分を日本語に翻訳したりします。日本で作る場合、成分の翻訳などはありませんが、国内の他社様と一緒に弊社のポリシーに沿うように確認をしていきます。エッジウェルグループには、法律上は使用できる成分であっても、環境や安全性を鑑みて、「会社のポリシーとして使用しないと決めた成分」があります。それを達成しつつ、どのようにして魅力的な製品を生み出すか?ということを科学的な側面からサポートすることで、世の中に送り出します。
化粧品の開発に関わる化粧品会社として必須の法律を守ること、そして、グループのポリシーに沿うこと、この両方を満たしながらこれまでの市場にないような革新的な製品の開発に携われるのが、シック・ジャパンの薬事の特徴ですね。

科学と法律に密接な専門的な内容
理解を得られる説明が腕の見せどころ

業務の中に難しさを感じることもあります。専門的な言葉や科学的な内容は、理系出身の私にとってはイメージしやすく違和感はありません。しかし、そうでない方にとってはわかりづらいという意見がありました。また、化粧品が法律と密接であることも、より内容を複雑にしている要因のひとつです。そういったことから、かみ砕いて説明することの難しさを改めて感じました。自分自身の知識をもっと深めて、できる限りイメージしやすい方法で説明するスキルが重要だと思っています。
意識しているのは、専門的な内容でも身近なものを例に挙げ、イメージしやすい伝え方をすること。いかに理解してもらうように説明できるかが、技術開発本部としての腕の見せどころであり、重要な役目ではないかと考えています。

No.1メーカーのチャレンジで突き抜けた存在に
やりがい感じるサポートを模索中

シック製品の特長は、カミソリと化粧品の効能・効果の融合。ヒゲソリを長年研究していてカミソリの技術や知識を豊富に備えていることにプラスして、ヒゲの基盤である肌へもアプローチでき、その効果をヒゲ剃りと同時に訴求できる製品があることが最大の特長であり、他社との大きな違いです。No.1メーカーが、今後、新しいことにチャレンジしていくことで、自然に業界初を生み出すことになり、さらに突き抜けた存在になっていくと思います。
この先、技術的な優位性を誰でも分かりやすく理解できるような方法を社内でも確立することで、自分たちで開発しているというイメージがさらに強まるでしょう。開発していてやりがいにつながるし、製品に対するプライドも一層高まっていくと思います。そのためにできるより良いサポート方法を、現在模索中です。

Daily Schedule

9:30
出社。メールの確認(主にグロバール)。調査が必要な案件の把握
10:00
薬事的・技術的な質問に対する調査・確認を開始(法規制や成分、広告等)
12:00
調査・確認が完了した案件を報告。その他は継続的に調査
12:30
昼食
13:30
チームミーティング
14:00
製品ごとに、各担当者と薬事・技術的なことに関する社内ミーティング(成分、広告等)
16:00
新製品プロジェクトのためのミーティングに参加
17:00
安全性情報等の調査・製品確認、グローバルへのレポート等
19:00
帰宅