ニキビや毛穴の肌トラブル…正しい角質ケアをご紹介
顔に角質が溜まると、様々な肌トラブルの原因となります。どうにかして改善したいと思っている方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は角質が顔に溜まる原因や、それによって引き起こされる肌トラブルについて解説、最後に、適切な角質ケア方法も紹介します。
角質が顔にたまる原因についてお話しする前に、まずは肌のターンオーバーの仕組みについて理解するところから始めましょう。ターンオーバーとは表皮の生まれ変わりのことです。
皮膚は表皮と真皮と皮下組織で構成されており、一番表面部分にある表皮はさらに4層に分かれます。表皮の最も奥にある層で新たな細胞が生まれ、次々に生まれる細胞に押し上げられる形で外へと向かっていきます。最も奥の層で生まれた細胞は、生まれてから約1ヶ月後(20歳前後の場合・年齢や肌の状態などにより個人差があります)に死んだ細胞になります。これがいわゆる角質で、ふけや垢となって自然と剥がれおちます。この一連の代謝サイクルをターンオーバーといいます。
よって、角質はターンオーバーの過程において発生するものであり、それ自体は悪いものではありません。問題はこのターンオーバーの周期が乱れることで、古い角質が残ったままになることです。そうなる要因の一つとしては、生活習慣の乱れが挙げられます。食事や睡眠のリズムが狂ってしまい、バランスよく栄養が摂れていなかったり、十分な休養ができていなかったりすると、周期が乱れやすくなります。また、加齢によってもターンオーバーの周期の速度が落ちてしまいます。
角質が溜まるとさまざまな肌トラブルが発生しやすくなります。
・大人ニキビ
角質が毛穴の中を塞いでしまうことで、皮脂がきちんと排出されにくくなります。ニキビの原因菌は、この毛穴に詰まった皮脂をエサにして繁殖するので、大人ニキビが生まれやすくなるのです。
・毛穴のトラブル
角質が厚くなると、毛穴の溝が深くなって目立ちます。さらにそのままの状態で放置してしまうと、汚れや皮脂が溜まって酸化したものが黒ずみとなってしまう恐れも。このように毛穴が目立つ状態からいつの間にか黒ずみに進行するのが、角質が溜まったときに起こる毛穴トラブルの特徴です。
角質ケアをする上で重要なのは、肌のターンオーバーを正常な周期に戻すために、規則的な生活習慣を心がけることです。栄養の整った食事や十分な休養をとることを心がけましょう。
また、その他の方法として、フェイシャルシェービングが挙げられます。フェイシャルシェービングは、顔のうぶ毛と一緒に古い角質を取り除くことができます。余分な古い角質と顔のうぶ毛の両方を取り除くことができるので、おすすめです。ただし、シェービングでは適切なケアをしてあげることが重要。そこで、今回はフェイシャルシェービングの詳しい手順についてご紹介します。
まず、乳液やシェービングジェルをそりたい箇所に塗ります。刃の滑りをなめらかにし、肌への負担を減らします。カミソリは女性向け顔用L型カミソリを使用することをおすすめします。カミソリは毛の生えている方向に沿って動かし、そる向きとは反対の方向に皮膚を引っ張り、平らな面を作るとそりやすいでしょう。
処理後はしっかり保湿をし、肌トラブルを回避しましょう。刺激の少ないローション、乳液を使用することをおすすめします。正しいやり方で、定期的にフェイシャルシェービングを繰り返すことで、余分な古い角質が取り除かれるため、肌に弾力が生まれ、やわらかな肌質に変化していくでしょう。
フェイシャルシェービングだけを行えば、角質ケアは大丈夫というわけではありませんが、手軽に出来るフェイシャルシェービングを試しながら、規則正しい生活を送り、透明感のあるやわらかすべすべ肌を目指しましょう。
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