アンダーヘアをきれいに処理する方法は?剃り方や整え方を解説
アンダーヘアの処理、どうしていますか?どんな方法で処理をすればいいか、処理をすると肌トラブルが起こるのではないかといった悩みを持つ女性は少なくありません。
この記事では、アンダーヘアの処理方法やおすすめスタイルのほか、処理をするメリット・デメリットや注意点について解説します。自分に合ったアンダーヘアの処理方法を見つけてみませんか?
アンダーヘアの処理方法
アンダーヘアの処理には、さまざまな方法があります。まずは、使用する器具ごとに、アンダーヘアの処理方法をご紹介します。
カミソリで剃る
カミソリは、細かい部分まで処理しやすい、ヘッドが小さいT字のものがおすすめ。トリマーとセットになったカミソリを選ぶと、さらに便利です。
処理を行う前には、必ずシェービング剤を使用して、肌を保護してください。カミソリをゆっくりと毛の流れに沿って動かし、肌に直接刃があたりすぎないようにしましょう。
電気シェーバーで剃る
電気シェーバーは、網目状のネットの下に電動の刃が配置されているタイプが主流です。ネットを肌にあてると、ネットの下にある刃が毛をカットする仕組みで、刃が直接肌にあたらないことや、痛みが少ないことが特徴といえます。手にフィットするスティックタイプのものがおすすめです。
トリマーを使用する
トリマーは、毛を剃るのではなく、好きな長さに整えるために使います。痛みがほとんどなく、処理後も毛が短くなりすぎないため、チクチクしません。自然な形を保ちながらも、清潔感を演出したい方におすすめです。
毛抜きやワックスを使用する
毛抜きやワックスを使用する場合は、毛根から毛を抜くため、処理の効果が長持ちします。この方法を使うことで、頻繁に処理を行う必要がなくなり、毛が生えてくるスピードも遅くなります。
しかし、強い力がかかるため痛みが強く、肌への負担も大きいことがデメリットで、おすすめはできません。
光脱毛・レーザー脱毛する
光脱毛やレーザー脱毛は、毛根にダメージを与えることで、毛が抜けるようにする方法です。光脱毛はサロンでよく行われる方法で、家庭用の光脱毛器もありますが、サロンで使われる業務用の光脱毛器のほうが、高い出力に設定されています。レーザー脱毛は医療機関で行われる方法で、数回の施術でほぼ永久的な効果を得られますが、アンダーヘアのような濃い毛の場合は何度か施術を受ける必要があります。
アンダーヘアのスタイル3選
アンダーヘアを整える場合、どのような形にするかを事前に検討することが大切です。ここでは、特に人気の高い3つのスタイルをご紹介します。
逆三角形
逆三角形は、ポピュラーなアンダーヘアのスタイルです。下着や水着からアンダーヘアがはみ出さない程度に整えたり、毛量を減らしたりして作ります。自然な形で清潔感を演出できるのが特徴です。
たまご型・丸型
たまご型や丸型は、やわらかい印象を与えるアンダーヘアのスタイルです。丸みを持たせることで、フェミニンなかわいらしさを演出できます。
Iライン型
Iライン型は、スッキリとした印象を与えるアンダーヘアのスタイルです。アンダーヘアの量を最小限に抑えられるため、スポーツやフィットネスの際に邪魔にならない、ムレにくいという点で支持されています。
女性がアンダーヘアを処理するメリット・デメリット
アンダーヘアを処理することには多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。メリットとデメリットを考慮して、自分のライフスタイルや肌にとって最善のケアを選んでください。
メリット:見た目の改善と、ムレやニオイの軽減
アンダーヘアを処理する最大のメリットは、見た目の改善と清潔感です。水着やタイトな服を着る際、アンダーヘアがはみ出す心配がなくなるため清潔感があり、ファッションの幅が広がります。
また、夏場やスポーツの際には、アンダーヘアを整えておくとムレやニオイを防ぐことができ、快適に楽しめるでしょう。生理の際もムレにくく、より快適に過ごせます。
デメリット:肌への負担
アンダーヘアを処理するデメリットとして、肌への負担が挙げられます。VIO周りの肌は特にデリケートで、処理方法が正しくない場合や肌が弱っている場合には、肌トラブルや埋没毛が発生するかもしれません。感染症のリスクもあるため、衛生管理に十分な注意が必要です。
アンダーヘアを処理する際の4つの注意点
アンダーヘアを処理する際は、肌に負担をかけないよう、いくつかの注意点を守ることが大切です。正しいケアを行うことで、トラブルを避けながら快適に処理を続けられます。
処理の前後に肌を保湿する
アンダーヘアの処理を行う前後には、しっかりと肌を保湿することが大切です。処理前に保湿を行うことで肌の柔軟性が高まり、刃やトリマーによる負担を減らすことができます。
処理後も乾燥を防ぐため、乳液やクリーム、美容液などで保湿してください。敏感な部分なので、テクスチャーや保湿成分にこだわったデリケートゾーン専用の製品をおすすめします。
処理後は肌にやさしい衣服を身に着ける
アンダーヘアの処理後は、肌が敏感な状態になっているため、タイトな衣服や合成繊維の下着は避け、通気性の良いコットン素材のものを選ぶことが大切です。肌にやさしい衣服を着用することで、肌トラブルのリスクを軽減できます。
器具は湿気の少ない場所で保管する
カミソリやトリマーなどの処理器具は、水やお湯でよくすすいで汚れを取り除き、水気を軽く切ったら、タオルなどで拭かずに自然乾燥させて、湿気の少ない所で保管するようにしましょう。
また、何度も同じ刃を使用すると刃が古くなり、肌を傷付ける可能性が高くなるため、刃は頻繁に交換して刃こぼれがない状態を保つことが大切です。
痛みや異常を感じたらやめる
アンダーヘアの処理中に痛みや肌の異常を感じた場合は、すぐに処理を中止し、皮膚科医に相談してください。特に、肌が赤くなったり、かゆみを感じたりした場合は、放置せずに医療機関を受診することが大切です。
アンダーヘアの処理は、適切な方法で行おう
アンダーヘアの処理には、見た目や快適さを向上させるメリットがある一方で、肌への負担や手間がかかるデメリットもあります。処理する際の注意点を理解し、適切な方法で行うことが大切です。
また、アフターケアをしっかり行うことで肌トラブルを防ぎ、快適にアンダーヘアの処理を続けることができます。アンダーヘアの正しいケアで、健康的な肌を保ちましょう。
教えてくれたのはこの先生!
川﨑加織先生 皮フ科かわさきかおりクリニック 院長。医学博士、日本皮膚科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。 「体の内外から美しくなれるクリニック」をコンセプトに、一般皮膚科診療だけでなく美容医療、頭髪治療なども行っている。またウェブ・雑誌での連載、サプリメント・化粧品の監修などでも、多方面に活躍の場を広げている。 |
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