体毛処理でかゆいのはなぜ?原因と対処方法
カミソリで体毛処理を行うと、かゆみを感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
この記事では、体毛処理でかゆくなる原因と対処方法を中心に紹介します。
カミソリで体毛処理した後、チクチクして肌がかゆいと感じる方はぜひ、参考にしてください。
カミソリで体毛処理をした後、かゆいと感じてしまう原因は主に4つあります。
まずは、体毛処理後にかゆいと感じる原因を知っておきましょう。
■そった後の毛先が尖ってチクチクする
カミソリで体毛処理を行うと、体毛の毛先は鋭く尖ってしまいます。
その体毛が伸び始めると、服などと擦れてチクチクとかゆく感じられるようになります。
■カミソリで肌を傷つけてしまう
切れ味の悪くなったカミソリでそり続けると皮膚表面を一緒に削ってしまい、小さな傷を作ってしまいます。小さな傷口から細菌が侵入してしまうこともあり、細菌が炎症を引き起こして、かゆみを生じてしまいます。
カミソリや替刃は定期的に交換しましょう。
■何度も、同じ部位を体毛処理している
かゆいと感じている方の中には、何度も同じ部位の体毛処理をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。同じ部位を何度も体毛処理していると、肌のバリア機能の低下を招いてしまいます。
処理の頻度は2週間に1度を目安とすると良いでしょう。
■体毛処理後のケアが足りない
体毛処理後は必ず、ケアを行う必要があります。体毛処理後は皮膚のバリア機能が低下するため、肌がかさつき、炎症やかゆみを引き起こしやすくなるからです。
体毛処理後のケアは化粧水や保湿クリームを使ってしっかりと行う必要があります。
かゆくならない体毛処理のやり方を紹介します。体毛処理後のかゆみにお悩みの方は、自分のやり方と比較しながら、ぜひ参考にしてください。
■体毛処理の前は肌を清潔に
肌表面には、多くの細菌が付着しています。そのため、体毛処理を行う前は、洗顔や入浴などをして肌を清潔な状態にしておきましょう。
肌を清潔に保つことによって、肌表面の細菌を最小限に減らすことができます。肌の表面の細菌が減ることによって、カミソリでできた傷に細菌が入り込むリスクが軽減するため、炎症が起こりにくくなります。
また、肌を清潔にするとともに温かいお湯やホットタオルで皮膚を温めておきましょう。肌表面を温めることによって、皮膚と毛が柔らかくなり、カミソリの刃の滑りがよくなります。
肌の負担を減らすためにも、体毛処理の前は肌を清潔にして、温めるようにしましょう。
■ソープ付きやジェル付きのカミソリを使う
体毛処理後にかゆみを感じやすいという方は、ソープ付きやジェル付きのカミソリを使うことをおすすめします。カミソリは肌に直接刃を当てて毛をそるため、肌に負担をかけてしまいます。しかし、ソープ付きやジェル付きのカミソリを使えば、ソープやジェルが潤滑剤となるため、肌の負担を軽減することが可能です。
シェービング剤をカミソリと合わせて使うこともお勧めします。
■優しく毛の流れに合わせてそる
カミソリで体毛処理をする際は、優しく毛の流れに沿ってそることが重要です。まずは、生えている毛の流れを確認しましょう。そして、毛の流れに逆らってシェービング剤を塗り、毛を立てていきます。続いて、先程確認した自分の毛の流れに沿ってカミソリを当て、優しくそっていきます。
力を入れるとケガをする原因となったり、毛を引っ張ってしまったりするため、優しくそることを心掛けてください。
カミソリで深ぞりをしたい場合は、カミソリを持っていない方の手でそる向きとは反対方向に皮膚を引っ張りましょう。肌を引っ張ることで、より毛が立ちやすくなり、体毛がそりやすくなります。
体毛をそった後は、十分なスキンケアを行っていきましょう。ただし、体毛処理後の肌は敏感になっているため、刺激のあるスキンケア用品は避けたほうが無難です。
肌に刺激の少ない化粧水やボディミルク、乳液などで肌をしっかり保湿するようにしてください。自分に合わないスキンケア用品を使ってしまうと肌荒れの原因になりかねないため、自分の肌に合ったスキンケア用品を使いましょう。
カミソリは清潔な状態で保管するようにしましょう。
お風呂場などに放置してしまうと、カミソリに細菌が繁殖してしまう可能性もあります。使用後のカミソリは水気を切り、乾燥させて清潔な状態で保管するようにしてください。
また、刃の交換も忘れないようにしましょう。刃の切れ味が悪くなると、肌を傷つけてしまいかねません。
カミソリや替刃は、10回の使用(または2週間)に1度を目安に交換するのがおすすめです。