顔そりの正しいやり方、処理前後のケアについて解説
腕や脚の体毛処理はするけれど、顔そりはあまりしないという女性もいるでしょう。
しかし、安全で適切な方法による顔そりはメリットが多く、おすすめです。
この記事では、顔そりの正しいやり方や顔そり前後のケア方法について紹介します。
まずは、女性が顔そりを行うメリットを紹介します。
顔が明るくなる
顔そりをすると肌の表面にある産毛で出来る影が無くなり、顔がワントーン明るく見え、相手に与える印象も良くなるでしょう。
透明感やツヤが出る
顔の産毛をそることで、過剰な角質や汚れも一緒に取ることができ、生き生きとした肌となります。
メイクのノリがよくなる
過剰な角質や汚れがなくなることにより、ファンデーションを塗るときに障がいがなくなりファンデーションを塗りやすくなります。
産毛があることでファンデーションにむらができたり厚塗りの原因になることがあります。
ニキビの発生原因が減る
ニキビや吹き出物は毛穴に老廃物が溜まって皮膚が硬化して毛穴が詰まり、皮脂が分泌されないことでできてしまいます。
顔そりをすることで古い角質が取り除かれ、肌細胞が新しく生まれ変わり老廃物の排出を助けるのです。そのため、ニキビや吹き出物の原因が減り、肌の状態を整えることができます。
乾燥状態の肌にカミソリをあてることによって、肌を傷付けて菌が入ってしまう恐れがあります。
そのため、顔そりの前には肌を清潔にし、柔らかくしておくことが大切です。
ぬるま湯で洗顔をすることで肌を清潔にし、水分を含ませましょう。
洗顔後に蒸しタオルを使うと簡単に 肌を柔らかくすることができます。蒸しタオルは5~10秒程度あてるだけです。
お風呂に入ることでも肌が温まり、柔らかくなります。そのため、お風呂に入っているときや入った後に行うことも良いでしょう。
また、そのままカミソリの刃を当てるのが苦手な方にはシェービングジェルもおすすめです。
ハイドロシルク シェービングジェル
敏感肌用に使えるシェービングジェルです。刃の滑りをなめらかにするほか、Wヒアルロン酸(うるおい成分)配合で仕上がりがつるつる肌になります。
顔全体の顔そりをしたい場合は、基本顔の上部から下部の順番に顔そりをしていきます。
顔そりのやり方を部位別に紹介します。
おでこ
髪の毛の生え際は肌にかけて自然に産毛が薄くなっているため、1センチほど残しましょう。
おでこの輪郭をそり、カミソリの刃を下に向けて上から下にそります。眉毛周辺も1センチほど残すようにしましょう。
こめかみ
両目の横のこめかみもカミソリの刃を上から下に向けてそります。
目に近い部位のためカミソリが目にあたらないように確認しつつ慎重にそりましょう。
頬(ほお)
頬骨付近については、頬骨に沿って内側から外側に向かってカミソリの刃をあてます。
頬骨から下の部分には上から下に向かって産毛が生えているため、産毛の流れに沿ってそります。
鼻・口・顎(あご)
鼻や特に鼻下から唇の上までは女性も薄くひげが生える部位なため、頻繁に手入れをすることもあるかもしれません。
鼻や鼻下のひげもカミソリの刃を下向きにあてて上から下にそります。
鼻下は産毛が濃い部分なため、そり残しがないようにチェックしましょう。顎も同じく上から下にそります。
顔そり後に使用するフェイスタオルは、使い古されていないやわらかいタオルを使用しましょう。
何度も使用した毛の粗いタオルは産毛をそった顔を痛めてしまう可能性があります。
顔そりの後は直射日光を避けましょう。産毛は紫外線を防ぎ肌を守る役割もあるため、外出の際はノーメークの場合は日傘をさしたり、ファンデーションを塗ることで紫外線対策をしましょう。
顔そり後は顔の角質が取れた分水分を吸収しやすくなっています。化粧水をたっぷり含ませて数回に分けて肌に浸透させましょう。
しっかりと保湿をしておくことで、乾燥によるヒリヒリ感やかゆみ、肌が赤くなってしまうという肌トラブルを防ぐことができます。
また化粧水だけでは時間が経つと蒸発してしまうため、乳液やクリームなどで蓋をしてうるおいを閉じ込めケアをします。
顔そりは、慌てずに時間をかけてゆっくりやることが基本です。顔そりを慌てると、そり残しが出てしまったり、肌を傷付けてしまう可能性もあります。
また顔そり前に肌を清潔にし、柔らかくすることで顔そりの際に肌にかかる負担を減らすことができます。顔そり後はしっかりと保湿することで肌にうるおいを与え、ヒリヒリ感やかゆみの軽減を意識しましょう。
顔そりの正しいやり方を知り、実践してみてはいかがでしょうか。