鼻毛処理の4つの方法とは? 一番簡単で安全な方法を教えます。

#category_m_顔
鼻毛処理の4つの方法とは? 一番簡単で安全な方法を教えます。

鼻毛処理の方法について、今の処理方法よりも良い方法はないか探している方もいるかもしれません。鼻毛処理の方法はいくつもありますが、処理方法によっては鼻の内部を傷めるおそれがあるため、注意が必要です。

今回は、鼻毛処理の代表的な方法を4つを挙げ、それぞれのメリットとデメリット、安全に処理できる方法などを解説します。

01
鼻毛処理の方法①鼻毛用ハサミで切る

鼻毛処理の代表的な方法のひとつがハサミの使用です。鼻毛用のハサミなら、ピンポイントな処理が可能、携帯しやすいなどのメリットがあります。一方、キレイに処理しにくい、鼻の内部を傷付けるおそれがある、といったデメリットがあるため慎重におこなうことが大切です。

鼻毛用ハサミとは

鼻毛用ハサミとは、鼻毛の処理に特化した専用のハサミです。鼻毛の処理用に販売されているハサミの多くは、鼻の内部を傷付けないよう先端を丸く加工しています。これにより、誤って刃を奥まで入れてしまっても、内部を傷付けるリスクが避けられます。また、コンパクトな設計を採用した製品が多いことも特徴です。

文房具や眉毛処理用のハサミを鼻毛処理に用いる方もいますが、おすすめできません。文房具のハサミは大きいため扱いにくく、眉毛処理用は先端がとがっており内部を傷付けるおそれがあるためです。

ハサミでの鼻毛処理方法

鼻毛のカットを始める前に、鼻のなかをキレイにしておきましょう。まずはティッシュで水分や汚れを除去したうえで処理を始めましょう。鏡で確認しながら鼻から出ている毛をカットし、少しずつ奥へ処理を進めます。

ただし、奥まで刃を入れすぎると粘膜にダメージを与える可能性があるため、慎重に作業を進めましょう。カットするときは片方の手で鼻を広げ、いろいろな角度から確認し進めるのがコツです。カットが終わったら綿棒やティッシュで内部に残った細かい毛を除去しましょう。

ハサミでの鼻毛処理のメリットとデメリット

ハサミで鼻毛処理を処理するメリットとデメリットは以下のようなものが挙げられます。

メリット

・お手頃価格で購入しやすい
・コンパクトで持ち運びやすい
・1本単位でカット可能

デメリット

・奥までキレイに処理するのは困難
・慎重におこなわなければならないため時間がかかる
・奥まで丁寧に処理できないため再処理までの期間が短い
・力加減を誤ると鼻の内部を傷付けるおそれがある

ハサミを用いて鼻毛を処理するメリット・デメリットやより詳しい処理方法については以下の記事をご覧ください。

02
鼻毛処理の方法②鼻毛カッターで刈る

鼻毛カッターは、鼻毛処理を目的として販売されている製品のため、安全にカットできることが特徴です。一方、ハサミに比べて高価である、充電式は充電の手間がかかるなどのデメリットもあります。

鼻毛カッターとは

鼻毛カッターとは、鼻毛の処理に特化した製品です。先端を鼻のなかに挿入し、手動でカットするタイプのほか、電動で処理できる電池式や充電式の製品もあります。

カッターとは言うものの、刃はむき出しになっておらず、安全に利用できることも特徴の一つ。電動であればスピーディーに鼻毛を処理できるため時短にもなるでしょう。また、鼻毛の長さを均一にそろえやすいことも大きなメリットです。

一方で、ハサミに比べると高価になる傾向があります。また、電動タイプは充電や電池が必要であり、電力が切れると使用できません。ハサミのように、1本だけ飛び出している毛を切りたいときに処理しにくい点もデメリットです。

カッターでの鼻毛処理方法

鼻毛カッターには、シリンダー型とカミソリ型の2つのタイプがあります。シリンダー型は、製品の先端を鼻のなかに挿しこみ、上下左右へわずかに動かすだけで処理ができ、カミソリ型は、処理したい部分へ製品の先端を押し当ててカットします。

処理が終わった後は、鼻のなかに細かい毛が付着している可能性があるため、鼻をかむ、もしくは綿棒やティッシュで掃除が必要です。製品によっては、カットした毛を吸引してくれる機能を備えたものもあります。

カッターでの鼻毛処理のメリットとデメリット

カッターで鼻毛処理を処理するメリットとデメリットは以下のようなものが挙げられます。

メリット

・鼻のなかに挿入するだけなので簡単に使える
・短時間で処理できる
・鼻毛を均等にカットしやすい
・刃が直接粘膜に触れないため安全に使用できる

デメリット

・ハサミに比べて高価
・電動タイプは使用時に音が発生する
・ピンポイントの処理には適さない
・製品によっては充電や電池が必要

失敗しない鼻毛カッター選びのポイントや使い方については以下の記事をご覧ください。

03
鼻毛処理の方法③ピンセットや毛抜きで1本ずつ抜く

ピンセットや毛抜きなどを使用して、1本ずつ鼻毛を抜く方法です。毛根から抜くため処理の頻度を少なくできる、キレイに処理できるなどのメリットがあります。一方で、抜くときに痛みを生じる、粘膜を傷付けるおそれがある、鼻毛が持つ機能が低下するなどのデメリットもあります。

ピンセットや毛抜きでの処理方法

鼻のなかにピンセットや毛抜きの先端を入れ、キャッチした毛を引き抜きます。一度に何本もの毛を抜こうとすると、痛みが強くなるため注意が必要です。

しかし、鼻毛を1本ずつ抜く方法は、メリットよりもデメリットが多いため、基本的におすすめしません。無理やり毛根から引き抜くと粘膜を傷付けるおそれがあり、炎症の原因にもなります。また、鼻毛には異物が入るのを阻止する機能がありますが、抜き過ぎてしまうと機能しなくなり、細菌が侵入する可能性があります。

鼻毛を抜いて処理するメリットとデメリット

鼻毛を抜いて処理を処理するメリットとデメリットは以下のようなものが挙げられます。

メリット

・ピンセットや毛抜きさえあれば手軽に処理できる
・ピンポイントで処理できる
・キレイに仕上がりやすい

デメリット

・抜くときに痛みを生じやすい
・毛根から引き抜くため粘膜が傷付くおそれがある
・鼻毛本来の機能が低下し、細菌や花粉が侵入する可能性がある
・毛抜きやピンセットの先端で鼻の内部を傷付けるおそれがある

鼻毛の役割や抜くことのデメリットと危険性については以下の記事をご覧ください。

04
鼻毛処理の方法④鼻毛ワックスで脱毛する

鼻毛ワックスを使用し、鼻のなかの毛をまとめて脱毛する方法です。まとめて鼻毛を処理できるうえに、毛根から抜くため処理頻度を少なくできます。一方、抜くときに痛みを生じる、雑菌や花粉の侵入を許すリスクがあるなどのデメリットがあります。

鼻毛ワックスとは

鼻毛ワックスとは、鼻毛を抜くことに特化したワックスです。鼻毛用のブラジリアンワックスを、スティック、スパチュラ(薄く平べったいヘラのような道具)につけて鼻の中に入れ、引き抜くことで鼻毛が抜ける仕組みです。近年では、ワックスとスティックがセットになっている製品も多く販売されています。

なお、自身でおこなうのが不安な方は、鼻毛ワックス専門のサロンを利用するのもよいでしょう。専門スタッフが正しい手順と方法で処理してくれます。

ワックスでの鼻毛処理方法

適量のワックスを鼻毛処理用のスティックやスパチュラに付着させ、鼻のなかに挿入します。一定時間放置し、ワックスが完全に固まったタイミングでスティックごと引き抜きます。

ワックスが鼻のなかで毛と一緒に固まるため、スティックを引き抜くと、毛も同時に抜ける仕組みです。ゆっくり引き抜くと痛みが余計に生じやすいため、勢いよく引き抜きましょう。

ワックスでの鼻毛処理のメリットとデメリット

ワックスで鼻毛処理を処理するメリットとデメリットは以下のようなものが挙げられます。

メリット

・大量の鼻毛をまとめて処理できる
・キレイに処理できる
・毛根から抜くため処理頻度が少なくなる

デメリット

・脱毛時に痛みを生じる
・鼻毛がすべてなくなるため雑菌や花粉の侵入を許しやすい
・鼻水が出やすくなる
・サロンで処理してもらうとそれなりの費用がかかる

鼻毛ワックスを使った脱毛処理の方法や注意点については以下の記事をご覧ください。

05
おすすめの鼻毛の処理方法は?

それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、一概にどの鼻毛処理方法がベストとは言えません。メリット・デメリットを把握したうえで、予算や手間などを考慮しつつ選択すると良いでしょう。

安全面を考えるのであれば、カッターを用いた処理がもっともおすすめです。安全に利用でき、鼻毛を丸ごと処理しないため鼻毛の機能を損ねる心配もありません。各メーカーからさまざまな製品がリリースされているため、特徴やメンテナンスのしやすさなどを比較しつつ選びましょう。

06
鼻毛処理はカッターやハサミでおこなうと安全

毛抜きやワックスを用いた鼻毛処理は、キレイに仕上がるメリットがありますが、鼻毛本来の機能を損ねるおそれがあります。粘膜を傷付け、細菌や花粉が侵入しやすくなるなどのデメリットがあるため、あまりおすすめできません。

鼻毛を安全かつスムーズに処理したいのなら、鼻毛カッターの利用がおすすめです。持ち運びもしやすいため、外出先でも手早く処理をおこなえます。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。