顔剃り(うぶ毛剃り)はやりすぎNG!適切な頻度や控えたほうが良いタイミングを紹介
顔剃り(うぶ毛剃り)は、やりすぎるとカミソリによる摩擦で肌に負担がかかり、肌荒れの原因になってしまう場合があります。
そのため、顔のうぶ毛の処理は毛周期に合わせておこないましょう。
この記事では、顔剃りの適切な頻度やタイミング、剃り方などを紹介します。
体毛にはそれぞれ毛周期があります。
毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことで、毛が伸びる「成長初期」や毛が抜ける「退行期」など4つのサイクルを繰り返して毛が生え変わるのです。
この毛周期に合わせて、顔剃りをおこなうのが基本です。
顔のうぶ毛の毛周期は約1~2ヶ月なので、顔剃りをする場合は3週間~1ヶ月に1回のペースでおこないましょう。
毛周期は個人差があるため、うぶ毛が生えてくるのが早い方もいますが、肌に与えるダメージを考えて、多くても2週間に1回にとどめておくのがおすすめです。
頻繁に顔剃りをしてしまうと、カミソリの刃による摩擦で肌の新しい角質が剥がれ、バリア機能が低下する恐れがあります。
肌のバリア機能が低下すると、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなるため要注意です。
反対に、顔剃りの期間が空きすぎると、うぶ毛が伸びて古い角質がたまり、肌がくすんで見えてしまいます。
肌の色がトーンダウンし、顔色が悪く見えてしまう可能性もあるため、顔剃りは適切な頻度でおこないましょう。
顔剃りの頻度やメリット・デメリットについてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
髭剃りの正しい頻度とタイミングを紹介
髭剃りはいつどのタイミングでどれくらいの頻度でおこなっているでしょうか。朝剃る方や夜剃る方、1日おきに剃る方や毎日剃る方など様々でしょう。この記事では、髭を剃る[…]
顔剃りをするベストなタイミングは、肌の水分量がアップしている入浴後です。
顔の皮膚はとても薄く刺激に弱いため、入浴で肌の水分量が増えているお風呂上がりに顔剃りをおこなうと、肌へのダメージを抑えられます。
逆に、顔剃りを避けたほうが良いタイミングは、入浴時、就寝前、肌のコンディションが良くないときです。それぞれの理由を下記で詳しく紹介します。
NG例1:入浴時
蒸気で角質がふやけた状態になっている入浴時に顔剃りをおこなうと、カミソリの刃がうぶ毛と一緒に角層まで取り除いてしまい、肌に大きな負担がかかります。
また、お風呂には雑菌が多いため、衛生面も考えると入浴時の顔剃りは避けるのが無難です。
NG例2:就寝前
22〜2時は肌のゴールデンタイムと言われることもありますが、近年では就寝後の最初の深い睡眠時に肌再生を促す成長ホルモンが分泌されやすいと言われています。
つまり、睡眠時は肌の再生が活発におこなわれる時間なのです。
顔剃りは、肌に少なからず刺激を与える行為なので、肌再生の時間帯を考慮し、就寝前におこなうのは避けたほうが良いでしょう。
NG例3:肌のコンディションが良くないとき
日焼け直後や肌荒れなどで肌が弱っているときも、顔剃りは控えてください。
肌が弱っているところへカミソリで刺激を与えてしまうと、肌のコンディションをさらに悪化させる可能性があります。
場合によっては炎症を起こしたり、傷になったりすることもあるため、顔剃りは肌のコンディションが整うのを待ってからおこないましょう。
メンズが顔剃りをするときは、下記の手順でおこなうと肌荒れが起きにくく、キレイにうぶ毛を剃ることができます。
- シェービング剤または保湿クリームをつける
- 額・こめかみのうぶ毛を剃る
- 頬のうぶ毛を剃る
- 鼻・口周りのうぶ毛を剃る
- フェイスラインのうぶ毛を剃る
まずは、カミソリの刃から肌を守るために、シェービング剤または保湿クリームを塗ってしっかりと保湿します。
顔剃りの順番は、顔の上から下に向かっておこなうとスムーズです。
生え際や眉毛の近くを剃る際は、誤ってうぶ毛以外の毛を剃ってしまわないように1cmほど空けてください。
頬骨付近と口角付近は内側から外側へ、それ以外の部分は上から下に向かって剃っていくのが基本です。
顔剃りの詳しい方法は、以下の記事をご覧ください。
メンズの顔剃り(うぶ毛剃り)はメリットたくさん!自分で行う手順と方法
普段髭を剃る習慣はあっても、顔のうぶ毛は剃っていないという男性は多いのではないでしょうか。適切な頻度や方法で顔剃りをおこなうことで、さまざまなメリットを得ること[…]
顔剃りは、やりすぎると肌に負担がかかり、期間を空けすぎるとうぶ毛により肌がくすんで見えてしまいます。通常3週間~1ヶ月に1回、多くても2週間に1回の頻度でおこなうのが良いでしょう。
また、顔剃りをおこなうタイミングは、肌の水分量が増えている入浴後がベストです。
入浴時や就寝前、肌のコンディションが良くないときは、肌への負担が大きくなりやすいため、適切な頻度とタイミングを守るようにしましょう。