無精髭の整え方は?失敗しないお手入れの方法やおすすめのアイテムを紹介
近年は、在宅ワークが増えたり、対面する場合でもマスクを着用していたりするため、つい髭の手入れを後回しにしてしまい、無精髭になりがちという方もいるのではないでしょうか。
また、無精髭スタイルを意識して伸ばしている方もいるかもしれませんが、思いのほか髭が伸びてしまうと、カミソリなどでも剃りにくくなってしまいます。
この記事では、無精髭を整える際に気を付けたいポイントや、おすすめのカミソリを紹介します。
無精髭の手入れに必要な道具には、カミソリや電気シェーバー、髭トリマーといった髭を剃る道具以外に、髭や肌を柔らかくするための蒸しタオルやシェービング剤などが挙げられます。
また、一部髭が生えていない部分は、眉ペンシルでカバーすることもできるのであると便利です。
一口に髭の手入れと言ってもさまざまな道具があるため、自分の髭や肌質に合った道具を見つけてみてください。
伸びすぎた無精髭もしっかりと手順を踏んで手入れをおこなえば、簡単に整えられます。
無精髭の手入れで困っている方は、ここで解説する5つのポイントを押さえておきましょう。
髭の長さを整える
まず、髭が長すぎるとカミソリに絡んで髭と肌を引っ張ってしまうことがあるので、最初に長さを整えてください。
コームや長さ調整ができる電動のトリマーなどを使うとキレイに仕上がります。
そのほか、すきバサミなどを使った毛量の調整も効果的です。
髭の形をイメージする
実際に髭を剃り始める前に、髭をどのような形にしたいのかをしっかりとイメージしてください。
例えば、次のようなスタイルがあります。
・口まわりだけに髭を生やす「口髭のみ」のスタイル
・あごの一部またはあご全体に髭を生やす「あご髭のみ」のスタイル
・口髭とあご髭の両方を生やす「ゴーティ」スタイル
それぞれ髭の形によって、顔の印象は大きく異なります。
どのような雰囲気になりたいかを、できる限り具体的にイメージしましょう。
シェービング剤を塗る
乾燥した髭はとても固い状態になっています。
髭が固いと剃りにくいだけでなく、刃が肌に当たって赤く腫れたり出血したりというような肌トラブルの原因になります。
そのため、蒸しタオルなどで温めてしっかりと柔らかくしたうえで、シェービング剤を塗り、カミソリがすべりやすい状態にしてから剃り始めましょう。
シェービング剤には、肌を乾燥から守る保湿作用や、鎮静効果・リフレッシュ効果が得られるものもあります。
また、シェービング剤には「シェービングフォーム」や「シェービングジェル」といった種類があります。
シェービングフォームはすぐに泡立ち、洗い流しやすいことからスピーディーな髭剃りに向いており、シェービングジェルは肌の保護力が強く、潤滑性に優れているものが多いです。
自分の好みや用途に合わせて使い分けましょう。
不要な髭を剃る
髭を剃る準備ができたら、カミソリでイメージした髭の形に整えていきましょう。
カミソリは髭の生えている向きに動かす「順剃り」で、なるべく細めの髭から剃ると良いです。
髭の生えている向きに逆らって剃る「逆剃り」は深剃りができますが、肌を傷付ける原因になりかねません。
逆剃りをおこなうのであれば、順剃りである程度剃り終えてから、剃り残し部分のみにとどめることをおすすめします。
また、口髭やあご髭だけでなく、あごの下や首付近、もみあげや頬付近などにうっすらと生えている髭も剃り残さないように注意しましょう。
アフターケアも忘れずに
髭剃りをした後の肌は乾燥しやすく、アフターケアを怠ると肌トラブルの原因になります。
アフターシェーブローションや化粧水などを使用してしっかりと保湿してください。
アフターケア用のアイテムの選び方は、肌質によっても変わってきます。特に敏感肌の方は、香料や保存料、着色料の入っていない低刺激な化粧水を使用すると良いでしょう。
また、使用後に爽快感を求めるか、しっとり感を求めるかによっても異なります。
ここからは、無精髭の手入れにおすすめのカミソリとシェービング剤を紹介します。
極 KIWAMI
「極 KIWAMI」は、Schickの100年のノウハウが詰まっているカミソリで、剃り心地と肌ケアの両立がかないます。
効果的な深剃りを実現できる5枚刃装備で、肌への食い込みを防止するスキンガードや、剃った後の保湿を促すジェルプール、カミソリのヘッドを固定してキワ剃りしやすくするロックボタン機能など、さまざまな機能が搭載されています。
また、ジェルプールにハーブエキス(トウキンセンカ:保湿剤)を配合した敏感肌用もあるので、肌質に合わせて選びましょう。
ヒゲグルーマー
Schickの「ヒゲグルーマー」は、片側が5枚刃のカミソリ、反対側が電動スキカミソリになっているハンディタイプのグルーミング製品です。単4形の乾電池1本で使用できます。
5枚刃のカミソリには、水に触れると溶け出すモイスチャージェルが採用され、肌との摩擦を軽減させながら優しく髭が剃れます。さらに、ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na:保湿剤)を配合しているので、髭を剃りながらも肌のうるおいを保つことが可能です。
一方の電動スキカミソリには、0.3〜6mmまで4段階に調整可能なアタッチメントが付いています。防水機能も備わっているため、浴室でも使用することができます。「ヒゲグルーマー」1本で髭を整え、剃り、肌のうるおいを保つことができるため、カミソリを使い分けるのが面倒という方におすすめです。
ハイドロプレミアムシェービングジェル
「ハイドロプレミアムシェービングジェル」は、5枚刃カミソリのために開発されたシェービングジェルです。
透明なジェルタイプで剃る部分が見えやすいので、剃り残しが気になる方や、初めてシェービング剤を使って髭剃りをするという方にも使いやすくなっています。
成分としては、3種のヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸:保湿剤)が配合されているので、髭剃りをしながらしっとりすべすべ肌に仕上がります。
髭の根元から柔らかくする効果があり、肌に密着するため、滑らかな刃すべりが実感できるでしょう。
洗顔もできる シェービングジェル
「洗顔もできる シェービングジェル」は、シェービングジェルでありながらも、皮脂や毛穴の汚れがキレイに洗えるのが特徴です。
水分たっぷりのシェービングジェルは髭を根元まで柔らかくしてくれるので、最後まで乾かずスムーズに深剃りできます。
洗顔と髭剃りを一気に済ませたいという方におすすめのシェービングジェルです。
今回は、伸びすぎてしまった無精髭を整える方法や、手入れにおすすめのアイテムを紹介しました。
髭が長い状態のまま無理に剃ろうとすると、カミソリに髭が引っかかってしまう可能性があるので、長さを整えてからイメージした形に整えていくようにしましょう。
また、形は整えずに伸ばしたままの無精髭スタイルを楽しみたいという方も、そのまま伸ばしていると髭の形や濃さのバランスが崩れてきてしまう場合があるので、定期的に髭の長さや濃さを整えることをおすすめします。
肌に優しいカミソリとシェービングジェルで髭の手入れをして、清潔感をアップさせてみてはいかがでしょうか。